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最終更新日:2026-02-27

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タイトル Biological responses to 30 mT static magnetic field in young and 36-month-old rats
日本語タイトル 若齢および36月齢のラットにおける30 mTの静磁界に対する生物学的反応
著者 Jovanović M, Ille M, Vuković A, Milovanovich ID, Mitić D, De Luka SR
所属 Institute of Pathological Physiology, Faculty of Medicine, University of Belgrade 資料区分 論文
雑誌名 Electromagn Biol Med 文献区分 原著論文・短報
発表年 2026 周波数区分 静電磁界 / 直流
巻/ISSN(号):ページ Online 研究区分 動物研究
Serbia PubMed ID 41550064
論文情報入手日 2026-01-16 DOI 10.1080/15368378.2026.2617536
キーワード Aging; NLR; PLR; general adaptation syndrome; rats; static magnetic field.
概要 この研究は、36月齢および若齢ラットにおける静磁界(SMF、30 mT)への亜慢性ばく露が血液学的パラメータ、脾臓および脛骨の細胞充実度に及ぼす影響を調べた。合計27匹のラットを4群(若齢、若年SMF、高齢、高齢SMF)に割り付け、2群をSMFに10週間ばく露した。ばく露期間後、血球数、好中球対リンパ球比(NLR、全身性炎症の指標)、血小板対リンパ球比(PLR、血小板に基づく炎症マーカー)、および免疫関連臓器の細胞充実度を分析した。その結果、SMFばく露によって両年齢群でリンパ球数は減少し、NLRは増加したが、PLRは若齢ラットでのみ増加した。36月齢ラットでは、SMFによって血小板数が有意に減少したが、この影響は若齢動物では観察されなかった。 SMFばく露は両群とも脛骨および脾臓の細胞充実度を高めたが、リンパ球および赤血球の割合には年齢に依存して逆の効果を及ぼした。これらの知見は、SMFによる年齢依存的な免疫調節を示唆している。若齢では、SMFはNLRおよびPLRの上昇に反映される炎症誘発性シフトを促進した可能性が高い。対照的に、36月齢のラットでは、SMFは非特異的な生理的ストレッサーとして作用し、一般適応症候群(3段階ストレス反応)を誘発し、コルチコステロンを介した免疫抑制および細胞の再分布をもたらす可能性がある、と著者らは結論付けている。