| タイトル |
The International Collaborative Animal Study of Mobile Phone Radiofrequency Radiation Carcinogenicity and Genotoxicity: The Japanese Study
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| 日本語タイトル |
携帯電話の高周波放射の発がん性および遺伝毒性についての国際共同動物研究:日本の研究
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| 著者 |
Imaida K, Kawabe M, Wang J, Yokohira M, Imai N, Han KH, Kim YB, Jeon SB, Kim HS, Ahn YH
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| 所属 |
Kagawa University
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資料区分 |
論文
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| 雑誌名 |
Toxicol Sci
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文献区分 |
原著論文・短報
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| 発表年 |
2026
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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| 巻/ISSN(号):ページ |
Online
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研究区分 |
動物研究
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| 国 |
Japan
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PubMed ID |
41527296
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| 論文情報入手日 |
2026-01-01
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DOI |
10.1093/toxsci/kfag002
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| キーワード |
CDMA 900 MHz RF-EMF; Genotoxicity; International Collaborative Study; Long-term Carcinogenicity Bioassay; NTP Validation Study.
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| 概要 |
高周波(RF)電磁界、特にモバイル通信システムから放せられる電磁界の潜在的な発がん性および遺伝毒性作用は、公衆衛生上の懸念を引き起こしている。米国国家毒性プログラム(NTP)による先行研究では、高レベルのRF放射にばく露したラットにおいて、神経膠腫および心臓神経鞘腫の発生率上昇が示唆された。これらの知見を評価するため、日本と韓国の間で国際共同研究が開始された。雄のHsd: Sprague Dawley SDラットを、18時間20分/日、2年間にわたり、全身比吸収率(SAR)4 W/kgの900 MHz CDMA変調RFにばく露した。この研究には、28日間の予備毒性試験、遺伝毒性試験(アルカリコメット試験および小核試験)、および2年間の発がん性評価が含まれた。全ての手順は、OECDガイドラインおよび優良試験所基準(GLP)に準拠して実施した。その結果、脳、心臓、副腎を含む主要臓器において、腫瘍性病変または非腫瘍性病変の発生率に統計的に有意な増加は認められなかった。遺伝毒性試験では、ばく露群においてDNA損傷や染色体異常の証拠は認められなかった。ばく露群では、体重および摂餌量の減少が原因と考えられる高い生存率が観察された。日本と韓国が共同で企画・実施し、日本で実施したこの研究は、900 MHzのRFへの長期ばく露が雄ラットに再現性のある発がん性または遺伝毒性影響を及ぼさないことを強く示唆するものである。これらの結果を対応する韓国の研究データと組み合わせることで、電磁放射の発がん性に関する将来の国際的な評価に貢献することが期待される、と著者らは結論付けている。
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