| タイトル |
Differential impacts of co-exposures to ELF-EMFs and noise on prostate-specific antigen levels: A longitudinal study
|
| 日本語タイトル |
超低周波電磁界と騒音への同時ばく露が前立腺特異抗原レベルに及ぼす異なる影響：縦断的研究
|
| 著者 |
Elyasi H, Ghanbari Kakavandi M, Almasi A, Seifmanesh S, Ahmadi Dehkiani F, Khosravipour M
|
| 所属 |
Department of Occupational Health Engineering, Kermanshah University of Medical Sciences
|
資料区分 |
論文
|
| 雑誌名 |
Environ Res
|
文献区分 |
原著論文・短報
|
| 発表年 |
2025
|
周波数区分 |
商用周波(50/60Hz)
|
| 巻/ISSN(号):ページ |
286 Pt 1: 122790
|
研究区分 |
疫学研究
|
| 国 |
Iran
|
PubMed ID |
40921241
|
| 論文情報入手日 |
2025-09-16
|
DOI |
10.1016/j.envres.2025.122790
|
| キーワード |
ELF-EMFs; Electromagnetic fields; Noise; Occupational exposure; PSA; Prostate; Reproductive health.
|
| 概要 |
この研究は、超低周波（ELF）電磁界と騒音への同時ばく露と、前立腺特異抗原（PSA）レベルとの関係を評価するため、2016年から2024年にかけて、火力発電所の労働者を対象に8年間にわたり縦断的に調べた。8時間等価騒音レベル（LAeqおよびLZeq；dB単位）ならびにELF磁界の8時間平均（mG単位）をそれぞれ算出して、騒音およびELF磁界ばく露を測定した。PSAレベルの変化は、異なる線形回帰モデルによって推定した。合計974件の観察データを調査した。その結果、 LAeqが10 dB増加するごとに、対数変換されたPSA値の有意な上昇が、未調整モデル（係数：0.068、95%信頼区間：0.044～0.091）と調整モデル（係数：0.040、95%信頼区間：0.012～0.069）の両方で確認された。この関連は、ELF磁界についてさらに調整した後も有意であった（ELF磁界による有意な影響の修正は認められなかった）。すべての回帰モデルにおいて、ELF磁界レベルの単位上昇あたりのPSA値に有意な変化は認められなかった。ELF磁界と騒音の間には有意な相互作用は認められなかった、と著者らは結論付けている。
|
