| タイトル |
A Practical Model for Accurate Assessment of Indoor Electromagnetic Exposure from Outdoor Base Stations with Fresnel–Kirchhoff Diffraction
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| 日本語タイトル |
フレネル・キルヒホッフ回折を用いた屋外基地局からの屋内電磁界ばく露の正確な評価のための実用モデル
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| 著者 |
Yang W,Xie J
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| 所属 |
Wanchun Yang,College of Automation and Electronic Information,Xiangtan University
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資料区分 |
論文
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| 雑誌名 |
IEEE Electromagn Compat Mag
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文献区分 |
原著論文・短報
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| 発表年 |
2025
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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| 巻/ISSN(号):ページ |
14 (2): 59-66
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研究区分 |
ドシメトリ
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| 国 |
China
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PubMed ID |
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| 論文情報入手日 |
2025-08-16
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DOI |
10.1109/MEMC.2025.11134170
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| キーワード |
Electromagnetic field exposure; exposure to base station; indoor exposure calculation
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| 概要 |
この論文の著者らは、室内の窓が屋外の基地局に直接面している状況において、屋内電磁界ばく露を評価するための実用的な決定論的モデルを提案している。このモデルはフレネル・キルヒホッフ(FK)回折モデルに基づいており、基地局の位置や窓のサイズといった単純なパラメータのみを必要とするものの、正確かつ決定論的な評価を提供できる。このモデルは大規模なばく露評価に適している。信号カバレッジ解析に用いられてきた従来のFK回折モデルを、窓面への入射波の振幅と位相の両方を考慮することで改良した。さらに、回折計算に入射角も考慮に入れることで、評価精度が大幅に向上した。このモデルを用いることで、生体電磁気学的影響を研究するために必要な大規模な試験を回避できる。さらに、基地局と窓の相対位置が屋内ばく露にどのような影響を与えるかを分析できる。この情報は、周辺住民への電磁ばく露による悪影響を軽減する基地局の建設に関する提案を行うために活用できる、と著者らは報告している。
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