| タイトル |
Testicular Morphological Alterations in 2.45 GHz Wi-Fi Exposed Rat Pups and The Mitigating Effects of Edible Bird Nest
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| 日本語タイトル |
2.45GHz Wi-Fiにばく露したラットの仔における精巣の形態学的変化と食用の鳥の巣の緩和効果
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| 著者 |
Ibrahim SF, Abu Bakar NF, Paranthaman NS, Gan TS, Childs JF, Azhar NA, Zulkefli AF, Ros MFM, Osman K, Jaffar FHF
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| 所属 |
Department of Physiology, Faculty of Medicine, Universiti Kebangsaan Malaysia
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資料区分 |
論文
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| 雑誌名 |
Med & Health
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文献区分 |
原著論文・短報
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| 発表年 |
2025
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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| 巻/ISSN(号):ページ |
20 (2): 764-775
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研究区分 |
動物研究
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| 国 |
Malaysia
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PubMed ID |
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| 論文情報入手日 |
2025-08-01
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DOI |
10.17576/MH.2025.2002.24
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| キーワード |
Germ cell height; radiofrequency radiation; spermatogenesis index; testis histology
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| 概要 |
この研究は、成長中のSprague-Dawleyラットの仔の精巣の組織計測学的変化に対するWi-Fiばく露の影響を調べた。また、予想されるWi-Fiの影響を弱めるため、食用のツバメの巣 (EBN) の投与も取り入れた。合計30匹の3週齢の仔ラットを5群(対照群、EBN投与群、Wi-Fi擬似ばく露群、Wi-Fi実ばく露群、およびEBN投与+Wi-Fiばく露群:各n = 6)に均等に割り付けた。Wi-Fi実ばく露群とEBN投与+Wi-Fiばく露群のみをアクティブなWi-Fiにばく露した。その間、EBN投与群 EBN投与+Wi-Fiばく露群には 250 mg/kgのEBNを投与した。Wi-Fiばく露とEBN投与はどちらも14週連続して実施した。その結果、Wi-Fi実ばく露群では、精原細胞の基底膜からの剥離、生殖細胞の配向異常、空の細管の存在、そして精細管間の軽度の浮腫領域が認められた。また、精細管の直径と生殖細胞の高さの有意な減少も認められた。EBN投与により、EBN投与+Wi-Fiばく露群の精細管内の細胞は正常かつ無傷のように見え、保存された。更に、EBN投与+Wi-Fiばく露群では精細管の直径が有意に増加した。全群間で精子形成指数に有意な変化は認められなかった。Wi-Fiは発達中の精巣に退行性変化を引き起こすが、EBNの補給は精巣の特定の組織学的特徴に対するWi-Fiの影響を弱めると考えられる、と著者らは結論付けている。
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