| タイトル |
Results of a national survey among occupational physicians to estimate the number of workers with active medical devices and their types in the context of managing electromagnetic hazards
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| 日本語タイトル |
電磁ハザード管理の文脈における、能動的医療機器を装着している労働者の数とそれらの機器の種類を推定するための産業医を対象とした全国調査の結果
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| 著者 |
Gasparini R, Gobba F, Bogi A, Calcagnini G, Censi F, Falsaperla R, Mattei E, Vivarelli C, D'Agostino S, Modenese A
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| 所属 |
Department of Biomedical Metabolic and Neural Sciences, University of Modena and Reggio Emilia
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資料区分 |
論文
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| 雑誌名 |
Front Public Health
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文献区分 |
原著論文・短報
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| 発表年 |
2025
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周波数区分 |
全範囲
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| 巻/ISSN(号):ページ |
13: 1599754
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研究区分 |
その他
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| 国 |
Italy
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PubMed ID |
40791626
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| 論文情報入手日 |
2025-08-01
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DOI |
10.3389/fpubh.2025.1599754
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| キーワード |
active implanted medical devices; active wearable medical devices; electromagnetic interference; occupational electromagnetic fields exposure; workers' health surveillance.
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| 概要 |
この研究は、能動的体内植込み型医療機器(AIMD)および能動的装着型医療機器(AWMD)を使用している労働者の割合を推計し、使用されている主要な機器の種類を特定することを目的として、イタリアの2つの地域における産業医を対象に、オンライン調査を実施した。132名の産業医が回答した。回答は、過去1年間に健康管理活動で診察した20万人以上の労働者に関するデータに基づいている。その結果、イタリアの労働人口のうち、AIMDまたはAWMDを使用しているため職場における電磁界ばく露リスクが特に高いと推定される割合は0.8%であった。最も一般的なAIMDはペースメーカーと植込み型除細動器で、これらの機器を使用している労働者は全体の0.24%であった。AWMDについては、補聴器とホルモン/薬剤注入ポンプが最も多く、それぞれ0.25%と0.17%の労働者が使用していた。一般的なレベルと同程度の電磁界にばく露されていても、電磁障害が生じる可能性があることを留意する必要がある。従って、電磁界によるリスクに対する感受性が高い状態を適切に把握し、職場における電磁界リスクを適切に管理していくことが重要である。この研究で得られたデータは、職場におけるAIMDおよびAWMDを使用している労働者の実態と、使用されている主要な機器の種類を定量的に把握するための貴重な基礎データとなる、と著者らは結論付けている。
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