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最終更新日:2025-09-04

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タイトル Effect of High-voltage Electrical Field Exposure on Neurobiological Factors and Visual Working Memory of Macaques
日本語タイトル 高圧電界ばく露がマカクザルの神経生物学的因子と視覚ワーキングメモリに及ぼす影響
著者 Aliyari H, Hosseinian M, Menhaj MB, Sahraei H, Shabani M, Kazemi M
所属 Department of Psychiatry, University of Texas Southwestern Medical Center 資料区分 論文
雑誌名 Basic Clin Neurosci 文献区分 原著論文・短報
発表年 2025 周波数区分 商用周波(50/60Hz)
巻/ISSN(号):ページ 16 (S1): 251-264 研究区分 動物研究
USA PubMed ID 40678100
論文情報入手日 2025-07-16 DOI 10.32598/bcn.2023.2368.1
キーワード High-voltage electric fields; Monkeys (Macaques); Spiking neural network (SNN); Visual working memory.
概要 この研究は、高圧電界が脳のスパイキングニューラルネットワーク(SNN)モデル、および視覚ワーキングメモリの生物学的・行動的モデルに及ぼす影響を調べた。マカクザルの認知機能、NMDA受容体遺伝子の発現、MRIを用いた脳構造解析、血中ナトリウムおよびカリウム濃度の変動を調べた。実験群のマカクザルを4時間/日、1か月間、3 kV/mのHV電界にばく露した後、実験パラメータを用いて計算モデルを評価した。その結果、高圧電界ばく露は、NMDA受容体遺伝子の発現、ならびに血漿中のナトリウムおよびカリウムイオン濃度も低下させた。更に、MRIを用いた解析により、電界ばく露後に海馬と扁桃体の容積が縮小することが示された、と著者らは報告している。