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最終更新日:2025-08-20

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タイトル Effect of Magnetic Fields on the Development of the Larvae of the Jaguar Cichlid (Parachromis managuensis, Günther, 1867) and the Green Terror (Andinoacara rivulatus, Günther, 1860)
日本語タイトル ジャガーシクリッドおよびグリーンテラーの稚魚の発育に対する磁界の影響
著者 Piesiewicz R, Korzelecka-Orkisz A, Formicki K
所属 Department of Hydrobiology, Ichthyology and Biotechnology of Animal Reproduction, West Pomeranian University of Technology 資料区分 論文
雑誌名 Animals 文献区分 原著論文・短報
発表年 2025 周波数区分 静電磁界 / 直流
巻/ISSN(号):ページ 15 (13): 1824 研究区分 動物研究
Poland PubMed ID 40646722
論文情報入手日 2025-07-01 DOI 10.3390/ani15131824
キーワード fish; fish larvae; magnetic field; survival rate.
概要 この研究は、1 mT、3 mT、5 mTの強度の静磁界が2種のシクリッド(シクリッド科)に及ぼす影響を調べた。特にジャガーシクリッド(Parachromis managuensis)とグリーンテラー(Andinoacara rivulatus)の稚魚発育、生存率、奇形発生に及ぼす磁場の影響を評価することに焦点を当てた。その結果、磁界ばく露の影響は磁界強度と研究対象の魚種の両方に依存することがわかった。磁界は、適用される強度に応じて、体長の変化や卵黄嚢の大きさに影響を与える可能性がある。ジャガーシクリッドの幼生では、磁界ばく露群で生存率の上昇が観察されたが、対照群と比較して奇形数の増加を伴っていた。グリーンテラーの場合、対照群と3 mTの磁界ばく露群で最も高い生存率が記録されたが、ばく露群では奇形数の増加も確認された。得られた結果は観賞魚養殖にとって非常に重要である可能性がある。適切に選択された磁界パラメータは稚魚の成長と生存を促し、繁殖における損失を軽減する可能性がある、と著者らは結論付けている。