タイトル |
Human achromatic flickers and phosphenes thresholds under extremely low frequency electric stimulations
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日本語タイトル |
超低周波電気刺激下におけるヒトの無彩色のちらつきと閃光閾値
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著者 |
Bouisset N, Carvallo A, Laporte M, Legros A
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所属 |
Human Threshold Research Group, Lawson Research Institute
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Sci Rep
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2025
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周波数区分 |
低周波(0Hz-300Hz)(50/60Hzを除く)
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巻/ISSN(号):ページ |
15: 23779
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研究区分 |
ヒト/誘発研究
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国 |
Canada
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PubMed ID |
40610500
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論文情報入手日 |
2025-07-01
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DOI |
10.1038/s41598-025-06271-8
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キーワード |
Human studies; Phosphenes; Power-line frequency; Transcranial alternating current stimulation (tACS).
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概要 |
この研究は、4つの異なる周波数(20、50、60、100 Hz)の電流刺激中の閃光知覚部位と閾値を推定し、関連する体内電界を推定した。20人のボランティアを対象に、0-2 mAの非侵襲的経頭蓋交流電流刺激(20、50、60、100 Hz)による知覚反応に2値ロジスティック回帰を適用し、閃光知覚確率を計算した。電気刺激中に網膜に誘起される電界を調べるため、ドシメトリ分析を行った。その結果、全ての周波数において、刺激電流がモデルの予測において重要な役割を果たしていることが示された。閃光知覚閾値は20 Hzで最も低く、100 Hzでは知覚可能な閃光は観察されなかった。これらの知見は、閃光誘発のメカニズムを理解する上で極めて重要であり、閃光が網膜起源であることをさらに裏付けるものである。観察された閾値と傾向は、国際的なガイドラインや規格の改訂に役立つであろう、と著者らは結論付けている。
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