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最終更新日：2025-07-28

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タイトル Assessment of the general clinical condition and functional properties of the eyes of rabbits after THz irradiation
日本語タイトル THz照射後のウサギの眼の一般的な臨床状態と機能特性の評価
著者 Butikova E, Krasner K, Kanygin N, Drobot E, Levchenko I, Kichigin A, Popik V, Kolomeyets D, Solovieva O, Tolstikova T, Alshevskaya A, Zavyalov E, Chernykh V, Poveshenko O, Kanygin V
所属 Novosibirsk State University 資料区分 論文
雑誌名 Biomed Opt Express 文献区分 原著論文・短報
発表年 2025 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 16 (3): 1043-1061 研究区分 動物研究
国 Russia PubMed ID 40109522
論文情報入手日 2025-06-16 DOI 10.1364/BOE.546147
キーワード
概要 この研究は、周波数2.3 THzのテラヘルツ放射を照射したウサギの眼の前部および後部構造の臨床状態と機能特性への影響を調べた。照射時間は15分と30分、強度範囲はI1=0.012 mW/cm2、I2=0.018 mW/cm2、I3=0.024 mW/cm2、1か月後の照射効果を調べた。その結果、確立された強度プロトコルに対する臨床的または機能的な有意な変化は認められなかったが、特に15分および30分の照射プロトコルにおいて、角膜水分量と内皮細胞密度に経時的に統計的に有意な変化が認められた。内皮細胞密度と角膜厚さの間には負の相関関係（r=-0.36、p=0.042）が認められ、内皮細胞プールの減少が角膜厚さの増加と関連している可能性が示唆された。これらの変化は亜臨床的であり、角膜に臨床的に有意な病理学的変化をもたらすことはなかった。前眼部光干渉断層撮影による過反射の兆候は認められなかった。2.3 THz、0.012-0.024 mW/cm2のTHz放射を30分間照射した場合、ウサギの眼の構造に対して条件付きで安全であることが示されたが、検出された無症状の角膜変化については、安全なばく露制限値を決定するために更なる研究が必要である、と著者らは結論付けている。