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最終更新日:2025-07-28

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タイトル Risk and prevention measures for transferred voltage on external metal water pipes at power stations
日本語タイトル 発電所の外部金属水道管への転移電圧のリスクと防止策
著者 Wang F, Li Y, Nie P, Liu Y, Wang H, Yang J, Li Q, Wang X, Qin Y, Shi X, Zhang B, Lu H
所属 School of Electrical Engineering and Automation, Wuhan University 資料区分 論文
雑誌名 Electr Power Syst Res 文献区分 原著論文・短報
発表年 2025 周波数区分 商用周波(50/60Hz)
巻/ISSN(号):ページ 247: 111737 研究区分 その他
China PubMed ID
論文情報入手日 2025-06-16 DOI 10.1016/j.epsr.2025.111737
キーワード
概要 発電所の外部金属水道管は、転移電圧のリスクが高い。国際規格では絶縁部挿入が推奨されており、一部の規格では絶縁部の長さを9~10 mと推奨しているが、この対策が特定の条件下では効果がないことが先行研究で明らかになっている。この研究は、発電所の外部金属水道管における転移電圧のリスクを調査し、発電所からの配管出口に絶縁部を挿入することの有効性を分析し、この調査を通じて、転移電圧の分布特性と防止策を設計する際に考慮すべき主要な要因を明らかにした。一般的な埋設管に必要な絶縁部の長さを決定した。さらに、感電リスクを制御するために架空管に絶縁部を挿入する従来の方法の限界を明らかにした。この著者らは、パイプ対地絶縁またはセグメント絶縁技術を用いて架空管の転移電圧を管理するための解決策を提案している。その結果、地盤抵抗率の増加に伴い、埋設金属管に必要な絶縁部の長さ(通常、低抵抗率条件下では10m超)が短くなることが示された。セグメント化された絶縁手段を頭上配管に適用すると、配管を複数の等電位セクションに分割できるため、配管と地面間の電位差が低減し、電圧が転送されるリスクが排除される、と著者らは結論付けている。