タイトル |
Development of standard job classification codes for building a job-exposure matrix for police officers
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日本語タイトル |
警察官の職業-ばく露マトリクスを構築するための標準的な職務分類コードの開発
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著者 |
Choi S, Park JH, Kim I, Jang J, Min J, Koh SB, Kim S, Sung Y, Ko KY, Oh SM, Jeon UY
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所属 |
Graduate School of Public Health and Healthcare Management, The Catholic University of Korea
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Ann Occup Environ Med
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2025
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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巻/ISSN(号):ページ |
37: e10
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研究区分 |
疫学研究
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国 |
Korea
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PubMed ID |
40405446
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論文情報入手日 |
2025-06-16
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DOI |
10.35371/aoem.2025.37.e10
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キーワード |
Job classification; Occupational exposure; Personnel management; Police.
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概要 |
この研究は、韓国の警察官を対象とした職業‐ばく露マトリクス(JEM)構築のための標準職務カテゴリーを開発し、その適用性を評価することを目的とした。警察人事管理に関連する標準職務コードを調査し、警察出版物に掲載されている職務分類と比較した。標準コードのためのウェブベースの検索ツールを開発した。130名の警察官を対象としたパイロット調査により、これらのコードの適用性と健康関連危険因子への関連性を評価した。警察人事管理システムPOOLで使用されている87の標準機能コードを、標準職務の基本単位として小カテゴリーに分類した。これらは20のサブメジャーカテゴリーにグループ化し、さらに10の大カテゴリーに統合し、標準職務コードを作成した。パイロット調査における標準職務コードへの回答は、最終的な専門家評価結果と比較して75%の正確性を示し、アルゴリズムに基づく自動割り当て結果と比較して99.2%の正確性を示した。職務‐ハザード因子のネットワーク分析の結果、最も頻繁に報告されたハザード因子は感情労働【訳注:接客業やサービス業、医療・介護など、仕事で求められる感情を管理し、表現する労働】であり、次いで夜勤と電磁波であることが明らかにされた。感情労働は、9つの標準職務区分のうち6つにおいて最も危険性の高い因子と特定された。この研究で策定された標準職務コードは、警察官の人事管理システムと連携して設計されており、警察全体を対象とした包括的なJEMの構築に適している、と著者らは結論付けている。
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