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最終更新日:2025-07-28

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タイトル Development of standard job classification codes for building a job-exposure matrix for police officers
日本語タイトル 警察官の職業-ばく露マトリクスを構築するための標準的な職務分類コードの開発
著者 Choi S, Park JH, Kim I, Jang J, Min J, Koh SB, Kim S, Sung Y, Ko KY, Oh SM, Jeon UY
所属 Graduate School of Public Health and Healthcare Management, The Catholic University of Korea 資料区分 論文
雑誌名 Ann Occup Environ Med 文献区分 原著論文・短報
発表年 2025 周波数区分 高周波(300kHz-30GHz)
巻/ISSN(号):ページ 37: e10 研究区分 疫学研究
Korea PubMed ID 40405446
論文情報入手日 2025-06-16 DOI 10.35371/aoem.2025.37.e10
キーワード Job classification; Occupational exposure; Personnel management; Police.
概要 この研究は、韓国の警察官を対象とした職業‐ばく露マトリクス(JEM)構築のための標準職務カテゴリーを開発し、その適用性を評価することを目的とした。警察人事管理に関連する標準職務コードを調査し、警察出版物に掲載されている職務分類と比較した。標準コードのためのウェブベースの検索ツールを開発した。130名の警察官を対象としたパイロット調査により、これらのコードの適用性と健康関連危険因子への関連性を評価した。警察人事管理システムPOOLで使用されている87の標準機能コードを、標準職務の基本単位として小カテゴリーに分類した。これらは20のサブメジャーカテゴリーにグループ化し、さらに10の大カテゴリーに統合し、標準職務コードを作成した。パイロット調査における標準職務コードへの回答は、最終的な専門家評価結果と比較して75%の正確性を示し、アルゴリズムに基づく自動割り当て結果と比較して99.2%の正確性を示した。職務‐ハザード因子のネットワーク分析の結果、最も頻繁に報告されたハザード因子は感情労働【訳注:接客業やサービス業、医療・介護など、仕事で求められる感情を管理し、表現する労働】であり、次いで夜勤と電磁波であることが明らかにされた。感情労働は、9つの標準職務区分のうち6つにおいて最も危険性の高い因子と特定された。この研究で策定された標準職務コードは、警察官の人事管理システムと連携して設計されており、警察全体を対象とした包括的なJEMの構築に適している、と著者らは結論付けている。