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最終更新日:2025-07-01

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タイトル Effect of Non-Ionizing Radiations on Liver and Kidney Function Tests in an Animal Model
日本語タイトル 動物モデルにおける非電離放射線の肝臓および腎臓機能検査への影響
著者 Farahani S, Kadivar F, Khajeh F, Shojaeifard MB
所属 Ionizing and Non-ionizing Radiation Protection Research Center, Shiraz University of Medical Sciences 資料区分 論文
雑誌名 J Biomed Phys Eng 文献区分 原著論文・短報
発表年 2025 周波数区分 高周波(300kHz-30GHz)
巻/ISSN(号):ページ 15 (2): 125-136 研究区分 動物研究
Iran PubMed ID 40259937
論文情報入手日 2025-04-16 DOI 10.31661/jbpe.v0i0.2407-1793
キーワード Jammer Signals; Kidney Function Tests; Liver Function Tests; Non-ionizing; Radiation; Wi-Fi Signals.
概要 この研究は、Wi-Fiおよび妨害電波へのばく露が動物モデルの腎臓および肝臓の機能に及ぼす影響を調べた。雄のWistarアルビノラット21匹をWi-Fiばく露群、妨害電波ばく露群、および擬似ばく露群の3群に割り付け、2時間/日、2週間にわたってばく曝露し、血液サンプル、腎臓および肝臓組織を採取し、様々な生化学的パラメータを分析した。その結果、ばく露後に両組織において軽度の炎症反応が認められたが、顕著な変化も深刻な変化も認められなかった。 Wi-Fiおよび妨害電波は、クレアチニン、アルブミン、血中尿素窒素、コレステロール、高密度リポタンパク質、トリグリセリド、アルブミン/グロブリン比、総ビリルビン、直接ビリルビン、アルカリホスファターゼ値に有意な影響を及ぼさなかった。但し、妨害電波ばく露群では擬似ばく露群と比較して、低密度リポタンパク質値が顕著に低下した。アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)およびアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)値は、Wi-Fiばく露群と擬似ばく露群間で有意差が認められたが、他の群間では有意差は認められなかった、と著者らは報告している。