タイトル |
Neuromorphological Effects of Acute and Chronic Electromagnetic Radiation
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日本語タイトル |
急性および慢性的な電磁放射の神経形態学的影響
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著者 |
Ushakov IB, Fedorov VP, Davydov BI
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所属 |
Voronezh State Academy of Sports
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Biol Bull
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2024
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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巻/ISSN(号):ページ |
51 (11): 3445-3456
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研究区分 |
動物研究
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国 |
Russia
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
2025-04-16
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DOI |
10.1134/S1062359024701899
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キーワード |
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概要 |
この研究は、電磁放射に急性および慢性ばく露した3種類の実験動物(マウス、ラット、イヌ)の大脳皮質の形態学的変化を調べた。その結果、ニューロンは電磁放射に対して非常に反応性が高く、同時に可塑性を示すことが確認された。ニューロンの変化は、部分的な照射よりも全体照射後に有意であった。最も大きな反応は、ニューロンのタンパク質合成系の構造と、ニューロン間の接触に見られた。3日間の回復期間後、残留物、崩壊した細胞小器官、リソソームの塊、および局所的な脳浮腫巣といった形で、超微細構造レベルの変化のみが記録された。 「影響ゼロ」レベルのばく露による慢性的なマイクロ波影響の間、電磁放射に対するニューロンの感受性は種差によって特徴付けられ、動物の体重に反比例関係にあった。即ち、マウスは最も感受性が高く、ラットの神経系の構造はより耐性があり、イヌの神経構造は最も感受性が低かった、と著者らは報告している。
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