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最終更新日:2025-07-01

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タイトル Neuromorphological Effects of Acute and Chronic Electromagnetic Radiation
日本語タイトル 急性および慢性的な電磁放射の神経形態学的影響
著者 Ushakov IB, Fedorov VP, Davydov BI
所属 Voronezh State Academy of Sports 資料区分 論文
雑誌名 Biol Bull 文献区分 原著論文・短報
発表年 2024 周波数区分 高周波(300kHz-30GHz)
巻/ISSN(号):ページ 51 (11): 3445-3456 研究区分 動物研究
Russia PubMed ID
論文情報入手日 2025-04-16 DOI 10.1134/S1062359024701899
キーワード
概要 この研究は、電磁放射に急性および慢性ばく露した3種類の実験動物(マウス、ラット、イヌ)の大脳皮質の形態学的変化を調べた。その結果、ニューロンは電磁放射に対して非常に反応性が高く、同時に可塑性を示すことが確認された。ニューロンの変化は、部分的な照射よりも全体照射後に有意であった。最も大きな反応は、ニューロンのタンパク質合成系の構造と、ニューロン間の接触に見られた。3日間の回復期間後、残留物、崩壊した細胞小器官、リソソームの塊、および局所的な脳浮腫巣といった形で、超微細構造レベルの変化のみが記録された。 「影響ゼロ」レベルのばく露による慢性的なマイクロ波影響の間、電磁放射に対するニューロンの感受性は種差によって特徴付けられ、動物の体重に反比例関係にあった。即ち、マウスは最も感受性が高く、ラットの神経系の構造はより耐性があり、イヌの神経構造は最も感受性が低かった、と著者らは報告している。