タイトル |
Assessment of exposure to RF-EMF among telecommunication tower workers in Kuwait
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日本語タイトル |
クウェートにおける通信タワー労働者の高周波電磁界ばく露の評価
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著者 |
Al-Sadi N, Shehab M, Alzoughool M
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所属 |
IHS Kuwait Limited
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Discov Public Health
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2025
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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巻/ISSN(号):ページ |
22 (1): 64
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研究区分 |
ドシメトリ
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国 |
Kuwait
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
2025-03-16
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DOI |
10.1186/s12982-025-00450-8
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キーワード |
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概要 |
この研究は、クウェートにおける携帯電話基地局からの電磁界放射が、非電離放射線への労働者のばく露に及ぼす影響を調べた。クウェートの電気通信タワー上またはタワー近傍で働く労働者127人を対象に、断面調査を実施した。ばく露レベルは、GSM 2Gから5G技術をカバーする900-3700 MHzの周波数帯域で測定した。参加者を、職業上の役割と職務経験によって分類した。健康意識とばく露の認識に関するデータも収集した。その結果、クウェートの安全基準は10マイクロワット/cm2に設定されており、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が推奨するばく露制限値の45分の1以下であるにもかかわらず、労働者の間ではばく露に関する誤解が依然として存在していることが示された。クウェートの電気通信インフラストラクチャは、安全なばく露制限値内で十分に動作している。しかし、誤解に対処するためには、安全に関するトレーニングと公衆啓発キャンペーンの強化が必要である。継続的なモニタリングと教育は、労働者の健康を保証することができる、と著者らは結論付けている。
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