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最終更新日:2025-03-31

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タイトル Metabolomic and gene networks approaches reveal the role of mitochondrial membrane proteins in response of human melanoma cells to THz radiation
日本語タイトル メタボロミクスと遺伝子ネットワークのアプローチによりヒトのメラノーマ細胞のTHz放射に対する応答においてミトコンドリア膜タンパク質が果たす役割が明らかに
著者 Butikova EA, Basov NV, Rogachev AD, Gaisler EV, Ivanisenko VA, Demenkov PS, Makarova AA, Ivanisenko TV, Razumov IA, Kolomeyets DA, Cheresiz SV, Solovieva OI, Larionov KP, Sotnikova YS, Patrushev YV, Kolchanov NA, Pokrovsky AG, Vinokurov NA, Kanygin VV, Popik VM, Shevchenko OA
所属 Novosibirsk State University 資料区分 論文
雑誌名 Biochim Biophys Acta Mol Cell Biol Lipids 文献区分 原著論文・短報
発表年 2025 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 1870 (2): 159595 研究区分 細胞研究
Russia PubMed ID 39842507
論文情報入手日 2025-02-01 DOI 10.1016/j.bbalip.2025.159595
キーワード ANDSystem; Biological effects of non-ionizing radiation; Biophotonics; Cell metabolomics; Infrared radiation; Lipid rafts; Melanoma; THz; Targeted metabolomic screening.
概要 この研究は、2.3 THz波がSK-MEL-28細胞に及ぼす影響を、メタボロミクスおよび遺伝子ネットワーク解析を用いて調べた。その結果、照射後、主にプリン体およびピリミジン体の合成・分解経路に関連する40の代謝物が有意に変動した。セラミドやホスファチジルコリンなどの脂質も影響を受けた。遺伝子ネットワークの再構築と解析により、有意に変動した代謝物の生合成および分解に関与する酵素の主要な調節因子を特定した。呼吸鎖複合体、プロトン輸送型ATPシンターゼ複合体、脂質ラフトの構成要素など、ミトコンドリア膜の構成要素がTHz波に反応した。THz波は、脂質ラフトのマクロ分子構造の可逆的な破壊を誘導し、それによりミトコンドリア分子の輸送を変化させると考えられるが、タンパク質の完全性は維持されるため、高い細胞生存率が説明できる。この結果は、THz波の生物学的影響の理解を深め、THz波に対する細胞応答における膜構成要素の役割を強調するものである、と著者らは結論付けている。