タイトル |
Alleviative effect of quercetin on rat testicular against 2600 MHz electromagnetic field
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日本語タイトル |
2600 MHz電磁界に対するラット精巣へのクエルセチンの緩和効果
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著者 |
Karaman IP, Coskun O, Senol N, Sahin M, Comlekci S
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所属 |
Süleyman Demirel University, Institute of Science, Department of Bioengineering
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Int J Radiat Res
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2024
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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巻/ISSN(号):ページ |
22 (3): 537-543
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研究区分 |
動物研究
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国 |
Turkiye
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
2024-10-16
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DOI |
10.61186/ijrr.22.3.537
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キーワード |
Apoptosis, electromagnetic field, quercetin, testes, 4.5G
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概要 |
この研究は、ラットにおける2600 MHzの電磁界誘発精巣損傷に対するケルセチン(Qu)の予防効果を調べた。32匹のWistar-Albino雄ラットを無作為に4群に割り付け、対照群、シャムばく露群、ばく露群(1時間/日、30日間)、およびばく露 + Qu投与(100mg / kg /日)群とした。30日後、ラットを安楽死させて精巣組織を採取し、組織学的および免疫組織化学的評価のために通常の手順を実施した。その結果、対照群の精巣組織を組織病理学的に評価したところ、ライディッヒ細胞や精細管などの構造は正常な状態であり、変化はないと結論付けられた。精巣組織の一般的な構造には出血や炎症は観察されなかった。 ばく露群およびばく露 + Qu投与群では、精子形成細胞の構成および精細上皮の剥離に異常が見られた。シャムばく露群および ばく露 + Qu投与群では、対照群に近い所見が検出された。さらに、ばく露 + Qu投与群の腫瘍壊死因子-α (TNF-α) 免疫反応は、ばく露群と比較して減少した、と著者らは報告している。
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