タイトル |
Effects of 4G Long-Term Evolution Electromagnetic Fields on Thyroid Hormone Dysfunction and Behavioral Changes in Adolescent Male Mice
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日本語タイトル |
4G LTE電磁界が若齢の雄マウスの甲状腺ホルモン機能障害および行動変化に及ぼす影響
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著者 |
Kim HY, Son Y, Jeong YJ, Lee SH, Kim N, Ahn YH, Jeon SB, Choi HD, Lee HJ
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所属 |
Division of Radiation Biomedical Research, Korea Institute of Radiological & Medical Sciences (KIRAMS)
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Int J Mol Sci
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2024
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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巻/ISSN(号):ページ |
25 (20): 10875
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研究区分 |
動物研究
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国 |
Korea
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PubMed ID |
39456657
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論文情報入手日 |
2024-10-16
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DOI |
10.3390/ijms252010875
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キーワード |
HPT axis; LTE signal; RF-EMF exposure; adolescence; mice; thyroid hormone.
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概要 |
この研究は、代謝、成長、および発達に重要な役割を果たす甲状腺ホルモンレベルに対するLTE帯域の電磁界ばく露の影響を調べた。4週齢の雄マウス(C57BL/6)を対象に、LTE電磁界(全身平均比吸収率(SAR)4 W/kg)または陽性対照(鉛;Pb、飲料水中300 ppm)に4週間ばく露した。その後、マウスはオープンフィールド試験、マーブルバリー試験、巣作り試験を含む行動試験を受けた。血液中の下垂体および甲状腺ホルモンレベル、および視床下部-下垂体-甲状腺(HPT)軸における甲状腺ホルモン調節遺伝子を分析した。その結果、LTEばく露群はT3レベルを増加させた一方で、Pbばく露はT3およびT4レベルを上昇させ、ACTHレベルを低下させた。LTEばく露群では甲状腺および下垂体での遺伝子発現の変化は観察されなかったが、視床下部のDio2およびDio3発現がシャムばく露群と比較して有意に低下していた。Pbばく露は、視床下部のOatp1c1およびTrhのmRNAレベル、下垂体のTrhr mRNA、甲状腺のTpoおよびTg発現を変化させた、と著者らは報告している。
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