タイトル |
Looking back to look forward: 5G/COVID-19 conspiracies and the long history of infrastructural fears
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日本語タイトル |
振り返りながら未来を見据える:5G/COVID-19陰謀論とインフラに対する長い歴史的恐怖
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著者 |
Frith J, Campbell S, Komen L
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所属 |
Clemson University
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Mobile Media & Communication
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2023
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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巻/ISSN(号):ページ |
11 (2): 174-192
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研究区分 |
社会科学
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国 |
USA
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PubMed ID |
38603387
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論文情報入手日 |
2024-09-16
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DOI |
10.1177/20501579221133950
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キーワード |
5G; COVID-19 pandemic; conspiracy theories; infrastructural theory; infrastructure.
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概要 |
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが世界中に広がり始めた途端、ウイルスの原因を第5世代移動通信ネットワーク(5G)インフラの展開に求める陰謀論が浮上した。これらの陰謀論は、5Gに対する抗議活動やインフラの破壊など、深刻な影響をもたらした。この研究は、メディア系譜学的アプローチを用いて、5G/COVID-19陰謀論を移動通信インフラに焦点を当てた長年にわたる繰り返しの陰謀論サイクルに位置付けている。この広範な歴史の中で、この著者らは5G/COVID-19陰謀論が驚くべきものではなく、この種のインフラ陰謀論が移動メディアおよび通信(MMC)研究において重要な位置を占めるべきであると主張する。インフラはしばしば見えない存在であるが、MMC研究で扱われる移動通信の実践において重要な役割を果たしているからである。著者らは結論で、なぜ移動通信インフラが頻繁に陰謀論の標的となるのかを理論化し、次世代の移動通信インフラが公衆衛生への懸念と結びつけられることでほぼ確実に発生するであろう陰謀論に備えるため、研究者が今から計画を立て始めるべきである、と主張している。
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