電磁界情報センター Japan EMF Information Center

電磁界情報データベース 論文、公的文書、規制、書籍などを収録対象としています。

前のページに戻る

最終更新日:2024-10-29

検索結果(詳細)

タイトル Electromagnetic Field Safety Analysis of a 7.7 kW Wireless Power Transfer System for Electric Vehicles
日本語タイトル 電気自動車用7.7 kWワイヤレス電力伝送システムの電磁界安全性解析
著者 Liu S, Li D, Chen C, Jia W, Che K, Yu J
所属 Department of Environmental Science and Engineering, North China Electric Power University 資料区分 論文
雑誌名 Prog Electromagn Res M 文献区分 原著論文・短報
発表年 2023 周波数区分 中間周波(300Hz-300kHz)
巻/ISSN(号):ページ 117: 1-12 研究区分 ドシメトリ
China PubMed ID
論文情報入手日 2024-09-16 DOI 10.2528/PIERM23030401
キーワード
概要 ワイヤレス給電(WPT)システムの電磁環境の安全性は、電気自動車(EV)向けのワイヤレス充電技術の適用における前提条件の一つである。この研究は、新しい7.7 kW WPTシステムを搭載したワイヤレス充電EVの電磁特性をモデル化し、解析した。まず、磁気結合器の完全なモデルを電磁放射源として構築し、共振コイルを二重インダクタ・キャパシタ・キャパシタ(LCC-LCC)トポロジ回路モデルに結合して外部励起源を追加した。次に、有限要素解析ソフトウェアCOMSOL Multiphysicsを使用して、磁気準静的な値を解き、ワイヤレス充電プロセスの電磁安全性を検証した。続いて、GAおよびVAの位置が整合および不整合(横方向および縦方向のオフセット)した2つの充電シナリオを調査した。最終的に、シミュレーション結果を比較分析したところ、オフセット距離が増加するにつれて電磁界の値が高くなることが示された。最悪のシナリオでは、車両左側の仮想平面上のテストで最高の磁束密度(1.1 μT)が観察され、これは国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)の1998年のガイドラインにおける制限値(6.25 μT)の17.6%に過ぎず、ワイヤレス充電システムの優れた電磁環境安全性を示している、と著者らは結論付けている。