| タイトル |
Delayed Growth in Immature Male Rats Exposed to 900 MHz Radiofrequency
|
| 日本語タイトル |
900 MHz高周波にばく露した未成熟の雄ラットにおける成長遅延
|
| 著者 |
Bodin R, Robidel F, Rodrigues S, Lecomte A, Villegier AS
|
| 所属 |
INERIS, MIV/TEAM
|
資料区分 |
論文
|
| 雑誌名 |
Appl Sci
|
文献区分 |
原著論文・短報
|
| 発表年 |
2024
|
周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
|
| 巻/ISSN(号):ページ |
14 (16): 6978
|
研究区分 |
動物研究
|
| 国 |
France
|
PubMed ID |
|
| 論文情報入手日 |
2024-09-16
|
DOI |
10.3390/app14166978
|
| キーワード |
2G communications; radiofrequency fields; weight; eye opening; ear detachment; electromagnetic radiation; development
|
| 概要 |
この研究は、国際非電離放射線防護委員会（ICNIRP）がヒトに対して設定した職業ばく露限度（Oc：0.4 W/kg）の全身比吸収率（wbSAR）で母ラットをばく露させると発達に障害が生じ、一般公衆ばく露限度（Pu：0.08 W/kg）での影響は少ないという仮説を検証した。産仔の評価項目ならびに体重および体長を、発達のランドマークの年齢に伴って出生時から定期的に記録した。その結果、雄の新生仔は、OcおよびPuの両群で耳介分離と眼開が早く、Pu群のみで切歯の萌出が早かった。Oc群の雄は、性成熟期まで体重が低く維持された。OcおよびPuばく露群の雌は、耳介分離と眼開が早かったが、体重は類似していた。これらのデータは、母ラットがヒトの職業および一般公衆のばく露限度で日常的に900 MHz連続波にばく露された場合、子孫の発達時間に変動が生じる可能性を示唆している、と著者らは結論付けている。
|
