タイトル |
Clothing Effect on Multilayered Skin Model Exposure From 20 GHz to 100 GHz
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日本語タイトル |
20 GHzから100 GHzまでの多層皮膚モデルばく露に対する衣類の影響
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著者 |
Li K, Sasaki K, Sacco G, Zhadobov M
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所属 |
Advanced Wireless and Communication Research Center (AWCC), The University of Electro-Communications
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
IEEE J Electromagn RF Microw Med Biol
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2023
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
7 (4): 408-415
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研究区分 |
ドシメトリ
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国 |
Japan
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
2024-09-01
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DOI |
10.1109/JERM.2023.3309935
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キーワード |
APD; dielectric property; exposure assessment; millimeter waves; dosimetry; human skin; clothing effect; statistical analysis
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概要 |
この研究は、20-100 GHzの範囲で着衣のヒトの皮膚モデルばく露の統計的評価を行った。綿と羊毛という2種類の典型的な繊維素材について、全周波数範囲にわたる誘電特性データを初めて提示した。テキスタイル層を含む多層皮膚モデルを用いて、吸収電力密度(APD)と皮膚温度上昇の比率に関する統計解析をモンテカルロシミュレーションで実施した。3つの主要パラメータ、すなわち入射角、交差偏波電力比(XPR)、および衣服と皮膚表面間の空気ギャップ間隔を考慮した。その結果、入射角が最大60°の場合、XPRを−50から50 dBに変化させると比率に変動が見られた。20-100 GHzの範囲では、XPRが0 dB未満、すなわち水平偏波波が優勢な場合、入射角や空気ギャップ間隔による比率への影響はわずかである。XPRが0 dBを超える、すなわち垂直偏波波が優勢な場合、特に60 GHz以上で入射角が60°を超えると偏差が増加する、と著者らは報告している。
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