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最終更新日:2025-07-28

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タイトル Havana syndrome: Overview for otolaryngologists
日本語タイトル ハバナ症候群:耳鼻咽喉科医の概観
著者 Connolly M, Hawkshaw MJ, Sataloff RT
所属 Drexel University College of Medicine 資料区分 論文
雑誌名 Am J Otolaryngol 文献区分 総説
発表年 2024 周波数区分 高周波(300kHz-30GHz)
巻/ISSN(号):ページ 45 (4): 104332 研究区分 その他
USA PubMed ID 38663328
論文情報入手日 2024-04-16 DOI 10.1016/j.amjoto.2024.104332
キーワード Diagnostic criteria; Dizziness; Havana syndrome; Head trauma; Otolaryngology; Otology; Tinnitus; Vestibular deficits.
概要 ハバナ症候群は、2016年8月から2017年9月にかけてキューバに駐在していた外交官に見られた一連の障害を説明するために用いられる。このコホートの患者は臨床的に研究され、彼らの症状、聴覚および前庭の欠損、およびMRIで見られる画像異常が調査された。主要な研究は後ろ向きであり、これらの症状がどのように分類されるか、または診断基準に適合するかを調べた。このコホートには多くの共通点があり、症状の発現時に音が聞こえたこと、神経学的および耳鼻咽喉科的な症状が混在し、数か月間持続する症状があった。ハバナ症候群の原因に関する理論は決定的な答えを導いていない。ウイルス性病因、集団心理的疾患、頭部外傷が原因として検討された。確立された診断基準を持つ疾患と患者の症状を比較し、ハバナ症候群に適合する疾患を解明する努力がなされた。国家情報長官室からの最近の情報では、最も可能性の高い原因として集団心理的疾患が示唆されている。ハバナ症候群の原因が依然として不明であるため、報告された症例および報告のレビューは、耳鼻咽喉科医がハバナ症候群を適切に診断し、類似の症状を呈し、ターゲット治療に良好に反応する可能性のある他の状態を見逃さないようにするのに役立つ、と著者らは論じている。