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最終更新日:2024-04-26

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タイトル Evaluation of the Relationship Between Mobile Phone Usage and miRNA-574-5p and miRNA-30C-5p Levels in Thyroid Cancer Patients
日本語タイトル 甲状腺がん患者における携帯電話の使用とmiRNA-574-5pおよびmiRNA-30C-5pレベルとの関連の評価
著者 Hasbek Z, Taş A, Ertürk SA, Sarıakçalı B, Ulaş Babacan Ö, Duman G, Siliğ Y
所属 Sivas Cumhuriyet University Faculty of Medicine, Department of Nuclear Medicine 資料区分 論文
雑誌名 Mol Imaging Radionucl Ther 文献区分 原著論文・短報
発表年 2024 周波数区分 高周波(300kHz-30GHz)
巻/ISSN(号):ページ 33: 19-27 研究区分 ヒト/誘発研究
Turkiye PubMed ID 38390734
論文情報入手日 2024-02-16 DOI 10.4274/mirt.galenos.2023.04880
キーワード Thyroid cancer; miRNA-30C-5p; miRNA-574-5p; radioiodine.
概要 この研究は、分化型甲状腺がん(DTC)と診断された患者における携帯電話使用と、miRNA-574-5pおよびmiRNA-30C-5pレベルとの関係を調べた。DTCと診断された患者50人、および健康なボランティア50人が研究に参加した。 全被験者の血液中のmiRNA-574-5pおよびmiRNA-30C-5p遺伝子発現レベルをリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応で分析し、両群に様々な質問を含むアンケートを実施した。その結果、患者群では対照群と比較して、miRNA-30C-5p遺伝子発現レベルが7.60倍、miRNA-574-5p遺伝子発現レベルが2.96倍高かったが、統計的有意性は認められなかった。患者群の85%がインターネットにアクセスできる携帯電話を使用していたのに対し、健康なボランティアでは98%であった(p<0.05)。患者群の53.5%が睡眠中に携帯電話を保持していたのに対し、健康なボランティアでは83.7%であった(p<0.05)。健康なボランティアの93.9%が寝室にWi-Fiデバイスがなかったのに対し、患者群では75%であった(p<0.05)、と著者らは報告している。