タイトル |
Effects of radiofrequency electromagnetic field (RF- EMF) exposure on male fertility: A systematic review of experimental studies on non-human mammals and human sperm in vitro
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日本語タイトル |
雄性の妊孕性に対する高周波電磁界ばく露の影響:ヒト以外の哺乳類およびイン・ビトロでのヒト精子についての実験研究の系統的レビュー
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著者 |
Cordelli E, Ardoino L, Benassi B, Consales C, Eleuteri P, Marino C, Sciortino M, Villani P, Brinkworth MH, Chen G, McNamee JP, Wood AW, Belackova L, Verbeek J, Pacchierotti F
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所属 |
Division Health Protection Technologies, Italian National Agency for New Technologies, Energy and Sustainable Economic Development (ENEA)
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Environ Int
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文献区分 |
総説
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発表年 |
2024
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周波数区分 |
高周波(300kHz-30GHz)
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巻/ISSN(号):ページ |
185: 108509
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研究区分 |
細胞研究
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国 |
Italy
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
2024-02-16
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DOI |
10.1016/j.envint.2024.108509
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キーワード |
Radiofrequency electromagnetic fields; Semen quality; Reproductive organ toxicity; Testosterone; Animal studies; Meta-analysis
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概要 |
世界保健機関(WHO)は、高周波(RF)電磁界ばく露と健康への悪影響との関連についての証拠の系統的レビューを目的とする国際的なプロジェクトを調整している。リプロダクティブ・ヘルスに関するアウトカムは、対処すべき優先度の高いトピックとして同定されている。このレビュー論文は哺乳類の実験動物の雄の妊孕性、およびイン・ビトロでばく露したヒトの精子に対するRFばく露の影響を評価した。PubMed、Scopus、EMFポータルのデータベースを2022年9月17日に検索した。独立したレビューアー2人が研究をスクリーニングし、以下の包含クライテリアを満たす適格なものかどうかを判断した:1) 妊孕性の低下、2) 精子の質への影響、3) 生殖臓器への毒性、4) ホルモンへの影響。レビューアー2人が研究の特徴およびアウトカムのデータを抽出した。米国国家毒性プログラム・健康評価解釈局(NTP-OHAT)のガイドラインを用いてバイアスのリスク(RoB)を評価した。全体的なRoBのレベルを、低、ある程度、高の3つに分類した。変量効果メタ分析に研究結果をプールし、全てのばく露量を用いて量-反応メタ分析で比較した。実験動物を用いた研究については、動物種、SAR、温度上昇についてのサブグループ分析を実施した。イン・ビトロばく露したヒトの精子についての研究は、サンプル提供者の妊孕性の状態およびSARで分類した。証拠の確かさは、RoBの懸念が「高い」と割り当てられた研究を除外した後に、OHATの「医療におけるエビデンスの質と推奨の強さの格付け(GRADE)」アプローチを用いて評価した。その結果、動物研究についての論文117報、およびイン・ビトロでばく露したヒトの精子についての論文10報をレビューに包含した。大半の研究にはばく露および/またはアウトカムの評価についてRoBがあり、RoBの懸念が「低い」と割り当てられた論文は少数であった。考慮した全てのエンドポイントの内、動物研究のメタ分析では、不妊の雄の比率および一腹仔の数を除く全てのケースで、RFばく露の悪影響の証拠が示された。GRADEに従った確かさの評価では、妊娠率の低下、および一腹仔の数への影響がないことの証拠に対して「中程度の確かさ」、精子数の低下に対して「低い確かさ」、その他の全てのメタ分析結果に対して「非常に低い確かさ」が割り当てられた。イン・ビトロでばく露したヒトの精子についての研究では、精子の活力に対するRFばく露の僅かな悪影響、ならびにDNA/クロマチン変性への影響がないことが示された。GRADEに従い、これらの結果には「非常に低い確かさ」が割り当てられた。電磁パルスばく露を用いた少数の研究では、これらのアウトカムへの影響は認められず、その結果には「低い」から「非常に低い確かさ」が割り当てられた。これらの結果、ならびに複数の研究で認められた限界を考慮して、ばく露の特徴付けとドシメトリを改善した更なる研究が必要である、と著者らは示唆している。
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