タイトル |
Wireless 5G Radiofrequency Technology ? An Overview of Small Cell Exposures, Standards and Science.
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日本語タイトル |
ワイヤレス5G無線周波技術‐スモールセルばく露、基準および科学の概観
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著者 |
Bailey WH; Cotts B; Dopart PJ
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所属 |
Health Sciences Department; Exponent; Inc.
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
IEEE Access
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文献区分 |
総説
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発表年 |
2020
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
Online
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研究区分 |
その他
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国 |
USA
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1109/ACCESS.2020.3010677
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キーワード |
Radio frequency; RF; 5G mobile communication; millimeter wave communication; standards; health and safety
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概要 |
このレビュー論文は、第5世代移動通信(5G)アンテナから発せられる無線周波(RF)信号の伝播、および信号強度の距離に伴う減衰について、代表的な動作周波数である39 GHzについて論じている。また、アンテナからの遠方界ばく露を、幾つかの自然のおよび人工的なRF発生源からのものと比較している。更に、米国連邦通信委員会(FCC)が制定しているRFばく露基準の歴史と由来について、他の国々のおよび国際的な規格策定組織のそれと比較してレビューしている。5GシステムからのRFの健康および安全性については十分な研究が実施されていないのではないかという懸念があることに対し、RFは300 GHzまではその特性が共通していることから、保健当局および規格策定組織がその周波数範囲全体にわたって潜在的影響を評価することができる。また、5GのRF信号の作用モードは、より低い周波数と同じく、十分な電磁界強度での組織の加熱によるものである。6 GHzを超える5G周波数についての重要な違いとしては、身体の電気的特性によってエネルギー吸収が主に皮膚の表層に制限される。これまでの研究からは、5Gまたはその他の周波数のRF信号が健康に悪影響を生じる、または悪影響に寄与すると結論付けられるような信頼し得る科学的根拠は示されていない、と述べている。
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