タイトル |
Assessment of mmWave Exposure from Antenna based on Transformation of Spherical Wave Expansion to Plane Wave Expansion.
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日本語タイトル |
球面波拡張から平面波拡張への変換に基づくアンテナからのミリ波ばく露の評価
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著者 |
Diao Y; Hirata A
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所属 |
Nagoya Institute of Technology
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
IEEE Access
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2021
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
Online
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研究区分 |
ドシメトリ
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国 |
Japan
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1109/ACCESS.2021.3103813
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キーワード |
Exposure assessment; spherical near-field measurement; standardization
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概要 |
ミリ波電磁界への過剰ばく露からの人体防護のため、国際的なガイドラインおよび規格では、ピーク空間平均の入射電力密度(psPD)として参考レベルが規定されている。この研究は、球面近傍界測定データを用いてミリ波アンテナからのpsPDを効果的に評価する方法を提案している。この方法は、球面波拡張の平面波拡張への変換を採用して、アンテナ開口部前方の評価平面上での電界および磁界成分を再構築している。その後、時間平均のポインチングベクトルに基づいてpsPDが得られる。この方法の精度を、周波数範囲が10-90 GHzの12個のアレイアンテナを用いた全波シミュレーションの結果との比較で検証した。その結果、30 GHzでは、4 cm^2でのpsPDの再構築誤差は、アンテナ前方2 mmおよび5 mmの評価平面上でそれぞれ0.8 dBおよび0.2 dB未満であった。ノイズ、走査範囲、および球面モードの数に対してこの方法のロバストネスを評価した。この提案では、球面近傍界測定でアンテナの性能を一度評価すれば、通常の適合性評価手順を省略できる、と著者らは述べている。
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