タイトル |
Exposure Levels Induced in Curved Body Parts at mmWaves
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日本語タイトル |
湾曲した身体部位に誘導されるミリ波ばく露レベル
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著者 |
Sacco G; Haider Z; Zhadobov M
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所属 |
IETR (Institut d’Électronique et des Technologies du numéRique), University of Rennes 1 CNRS
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
IEEE J Electromagn RF Microw Med Biol
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2022
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
Online
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研究区分 |
ドシメトリ
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国 |
France
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1109/JERM.2022.3178604
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キーワード |
Curved phantoms; dosimetry; fifth-generation (5G); mmW
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概要 |
この研究は、耳および指の湾曲が、26 GHzおよび60 GHzのミリ波電磁エネルギー吸収およびその結果としての加熱に及ぼす影響を、一般的に用いられている平面組織モデルとの比較で調べ、誘導されるばく露レベルの増強可能性を定量化した。円筒モデルを用いて、指(半径a ≤ 10mm)での電力密度および熱、ならびに耳(1 mm ≤ a ≤ 5 mm)での電力密度を計算した。耳での温度上昇を計算するため、モデルを改変して耳と頭部をつなぐ組織での熱伝導を考慮した。その結果、横電界(TE)偏波では、最大吸収電力密度は全体として平面インターフェイスよりも低いままで(26 GHzで最大−38.2%、60 GHzで最大−18.7%)、横磁界(TM)偏波ではその値を超過した(26 GHzで72.3%、60 GHzで15%)。結果としての加熱は平面モデルよりも常に高かった。耳のモデルでは、定常状態でのばらつきは26 GHzで93.11%、60 GHzで103.62%であった、と著者らは報告している。
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