タイトル |
Switching of prophage lambda genes in Escherichia coli by millimeter waves
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日本語タイトル |
大腸菌におけるプロファージラムダ遺伝子のミリ波によるスイッチング
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著者 |
Lukashevsky KV; Belyaev IY
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所属 |
Moscow Engineering Physics Institute
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Med Sci Res
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
1990
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
18: 955-957
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研究区分 |
細胞研究
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国 |
USSR
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PubMed ID |
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論文情報入手日 |
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DOI |
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キーワード |
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概要 |
この研究は、ミリ波のばく露を受けた大腸菌のプロファージラムダへの影響を調べた。大腸菌のラムダファージは、通常、大腸菌の染色体の一部に組込まれているが(プロファージ)、紫外線などの照射を行うと、ファージは染色体から離脱して、細菌内で増殖して、細胞を破壊して外部に出て、他の細菌に感染する。この時、培地にプラーク形成が観察される。この実験では、このプラーク形成をエンドポイントとして、ミリ波の影響の有無を判定した。ミリ波は、周波数69〜71 GHz、平均電力密度4 W /m²で、導波管内においたペトリ皿で、30分間のばく露を行なった。その結果、ミリ波ばく露によるプラーク形成の誘導が観察され、その周波数依存性は有意であった、と報告している。
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