タイトル |
Sustained 35 GHz radiofrequency irradiation induces circulatory failure.
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日本語タイトル |
35 GHzラジオ周波数照射は循環器系の機能不全を誘導する
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著者 |
Frei MR; Ryan KL; Berger RE; Jauchem JR
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所属 |
Trinity University
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Shock
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
1995
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
4 (4): 289-293
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
8564558
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1097/00024382-199510000-00010
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キーワード |
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概要 |
この研究は、ケタミン麻酔したラット(n = 13)に、ミリ波(35GHz)電磁界の全身ばく露を与え、それにより生じる体温分布および心臓血管系の変化を調べた。動脈血圧を測定するため、上腸間膜動脈に血流プローブ、頸動脈にカテーテルを植え込んだ。温度は、左皮下(Tsl)および右皮下(ミリ波源に面した側および離れた側)、結腸(Tc)、鼓膜および尾部の5つの部位で測定した。ミリ波ばく露は、全身SAR値13W / kgをもたらす電力密度で、死亡するまで継続された。その結果、ばく露中、Tslの上昇はTcの上昇より有意に大きかった;心拍数はばく露の全期間を通して増加していた;平均動脈圧(MAP)は、Ts1が42℃に達するまでは一定に保たれていたが、この時点を境にMAPは死亡するまで低下し続けた;腸間膜血管抵抗は、ばく露の早期段階では増加傾向で、Ts1>または= 41℃の時点で減少し始めた。腸間膜血管抵抗およびMAPのどちらも、Tc <37.5℃で低下し始めた;Tc = 40.3±3℃およびTsl = 48.0±0.4℃で死亡が発生した、と報告している。
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