タイトル |
Effects of esmolol on 35 GHz microwave-induced lethal heat stress.
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日本語タイトル |
35 GHzマイクロ波誘発致死熱ストレスへのESMOLOの影響
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著者 |
Jauchem JR ; Ryan KL ; Lovelace JD ; Frei MR
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所属 |
Biological Effects Branch; US Air Force Armstrong Laboratory; Brooks Air Force Base
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Journal of Autonomic Pharmacology
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
1997
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
17 (3): 165-173
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
9278776
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論文情報入手日 |
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DOI |
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キーワード |
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概要 |
この研究は、麻酔されたSprague-Dawleyラット(n = 40)を用いて、35 GHzのマイクロ波ばく露時の心拍数、血圧、呼吸数、局所的体温変化、生存時間および致死的体温に対するβ(1) - アドレナリン受容体拮抗薬エスモロール(静脈注入量は毎分2または4 mg / kg体重)の影響を調べた。マイクロ波ばく露レベルは、加熱および死をもたらすレベルとした。その結果、ばく露中、心拍数の連続的上昇および血圧の二相性応答(初期の上昇とその後の低下)がすべての動物群で観察された;エスモロール処理は、食塩水処理に比べて有意な用量依存的血圧低下を引き起こしたが、熱による心拍数上昇はほんのわずか低下させただけであった、と報告した。死亡するまでエスモロール注入とマイクロ波ばく露を継続した実験において、エスモロール処理群で生存期間が有意に短く、死亡時の体温も有意に低かったことから、このような生存における変化は、エスモロール処理がもたらした血圧低下に関連する可能性があると考察している。
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