タイトル |
Administration of a nitric oxide donor does not affect hypotension induced by 35-GHz microwave heating.
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日本語タイトル |
一酸化窒素供与体の投与は35 GHzマイクロ波熱作用で誘導される低血圧に影響しない
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著者 |
Ryan KL; Lovelace JD; Frei MR; Jauchem JR
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所属 |
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Methods Find Exp Clin Pharmacol
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
1997
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
19 (7): 455-464
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
9413828
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論文情報入手日 |
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DOI |
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キーワード |
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概要 |
この研究は、NO供与体であるS-ニトロソ-N-アセチルペニシラミン(SNAP)の投与が、ケタミン麻酔したラットにおけるマイクロ波誘発性の低血圧に影響を及ぼすか否かを調べた。先行研究で、35-GHzマイクロ波(MMW)加熱後にNO(nitric oxide)合成阻害に対する圧応答が低下することが示され、NOレベル低下の可能性が考えられたことを受けての研究である。第1実験は、最初に、平均動脈圧(MAP)が75mmHgに低下するまでラットにMMWばく露を与え、次に、ばく露を停止し、SNAP(300μg/ kg /時間)または生理食塩水のいずれかを注入した。その結果、 SNAP注入は、MMWばく露後の低血圧および生存時間に影響しなかった。第2実験は、SNAP(300μg/ kg /時)または生理食塩水をMMWばく露の前およびばく露時間中に注入し、死ぬまで続けた。その結果、SNAP注入は、終末低血圧の発症または大きさのいずれも変化させなかった;したがって、外因性NOは35-GHz MMW加熱に対する心臓血管系の反応に影響しないことと結論された、と報告している。
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