タイトル |
Age does not affect thermal and cardiorespiratory responses to microwave heating in calorically restricted rats.
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日本語タイトル |
カロリー制限ラットでのマイクロ波加熱に対する熱的および心臓呼吸器系の反応に年齢は影響しない
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著者 |
Ryan KL; Walters TJ; Tehrany MR; Lovelace JD; Jauchem JR
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所属 |
Trinity University
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Shock
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
1997
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
8 (1): 55-60
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
9249913
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1097/00024382-199707000-00009
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キーワード |
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概要 |
この研究は、35 GHzマイクロ波(MW)加熱による温度分布および心臓呼吸器系の応答に年齢が影響を及ぼすか否かを、雄のSprague-Dawleyラットを用いて調べた。3 - 4月齢(若年群)、15 - 16月齢(中年群)、および24 - 25月齢(老年群)のラット(各群n = 8)を用いた。全ての動物は、給餌量を無制限摂取量の63 %に制限された。ラットに麻酔(ケタミン)を行い、平均動脈血圧(MAP)測定用カテーテルを頸動脈に留置した。麻酔されたラットに、死亡するまでMWばく露を与え、その間、MAP、心拍数および体温(5つの部位:結腸、左右の鼓膜、皮下および尾部)を測定した。ばく露前の測定パラメータには年齢群間での有意差はなかった(p <0.05)。その結果、MWばく露により、測定部位それぞれにおいて温度上昇が生じた;死亡時の温度には、各群間で差はなかった;心拍数は、MWばく露中、すべて年齢群において統計的に同一パターンで上昇した; MAPは、ばく露初期はしっかりと一定に保たれ、その後のばく露後期から死亡までは明らかに低下したが、それらに年齢群間で差は認められなかった;どの群においても、呼吸数はMWばく露によって変化しなかった;死亡に至るまでに要したMWばく露時間に年齢群間で差はなかった、と報告している。
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