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最終更新日:2025-06-25

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タイトル Modulated low-intensity extremely high-frequency electromagnetic radiation activates or inhibits the respiratory burst of neutrophils as a function of the modulation frequency
日本語タイトル 低強度の変調超高周波電磁放射は変調周波数の関数として好中球の呼吸バーストを活性化または抑制する
著者 Gapeyev AB; Yakushina VS; Chemeris NK; Fesenko YY
所属 資料区分 論文
雑誌名 Biophysics 文献区分 原著論文・短報
発表年 1997 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 42 (5): 1149-1158 研究区分 動物研究
PubMed ID
論文情報入手日 DOI
キーワード
概要 この研究は、NMRI系統マウスの腹膜好中球の呼吸バーストの活性化におけるカルシウムイオノフォアA23187とホルボールエステルの相乗反応に対する低強度の超高周波変調電磁放射の影響を調べた。好中球による活性酸素の生成は、ルミノール依存性化学発光で測定した。好中球細胞は、A23187の存在下で20分間、遠方界の電磁放射を受け、その後、ホルボールエステルで活性化された。その結果、連続的な超高周波変調電磁放射(50 μW/ cm 2)は、相乗反応を阻害する効果を持ち、それは準共鳴的に現れ、搬送周波数41.95 GHzにおいて最大効果(約25 %)となった;搬送周波数が41.95 GHzの場合、変調周波数が1 Hzでは相乗反応は活性化され、0.1、16、50 Hzでは抑制された;変調周波数が1Hz固定の場合、搬送周波数が41.95 - 42.05 GHz帯域で相乗反応の活性化が観察され、41.8 - 41.9 GHz帯域で阻害が観察された;このような効果は、細胞内遊離カルシウムが高濃度で、原形質膜を横切るカルシウムイオン流が一定の場合にのみ観察された、と報告している。