タイトル |
Absence of ocular effects after either single or repeated exposure to 10 mW/cm(2) from a 60 GHz CW source.
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日本語タイトル |
60GHz CW発生源からの10mW/cm2への単回または反復のばく露のいずれでも眼への影響は見られず
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著者 |
Kues HA; D'Anna SA; Osiander R; Green WR; Monahan JC
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所属 |
The Johns Hopkins UniversityApplied Physics Laboratory
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Bioelectromagnetics
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
1999
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
20 (8): 463-473
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
10559768
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論文情報入手日 |
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DOI |
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キーワード |
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概要 |
この研究は、ミリ波(60 GHz)ばく露による眼への影響について調べた。ウサギを実験対象とした研究をまず実施し、次の段階では非ヒト霊長類としてアカゲザル(Macaca mulatta)を用いた実験を実施した。時間分解赤外線放射測定法を用いて、さまざまな60 GHzアンテナにより生成される電磁界分布パターンを評価し、一様なエネルギー分布と実験対象のばく露に最適な距離が得られるアンテナを選択した。その後、入射電力密度10 mW / cm 2でばく露後の眼球の変化を調べた。ウサギおよびアカゲザルのどちらにおいても、急性ばく露は単回の8時間のばく露、反復ばく露は4時間ばく露を連日で5回繰り返した。各動物の片側の眼をばく露し、反対側の眼を擬似ばく露対照とした。ばく露終了後の診断検査の後、屠殺し、眼を摘出した。眼の組織は、光学顕微鏡および透過電子顕微鏡で検査した。その結果、ウサギの実験において、急性ばく露および反復ばく露のどちらにおいても、顕微鏡検査でも診断検査でも、10 mW / cm 2でのミリ波ばく露に起因すると考えられる眼の変化は見出されなかった;同様のばく露を受けたアカゲザルにおいても、ばく露による眼の変化は見出されなかった、と報告している。
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