タイトル |
Hypoalgesic effect of millimeter waves in mice: dependence on the site of exposure.
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日本語タイトル |
マウスにおけるミリ波の痛覚、感受性低下:ばく露部位に依存する
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著者 |
Radzievsky AA ; Rojavin MA ; Cowan A ; Alekseev SI ; Ziskin MC
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所属 |
Temple University School of Medicine
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Life Sciences
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2000
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
66: 2101-2111
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
10823349
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1016/s0024-3205(00)00536-1
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キーワード |
millimeter waves ; pain ; mice ; innervation density
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概要 |
この研究は、マウスを用いて、ミリ波(MW)の単回処置による鎮痛効果について、再現的、定量的に評価した。皮膚のばく露エリアとして、神経支配密度が異なる3つのエリア(鼻、右足蹠の皮脂性皮膚、および背中央部(T5-T10)の有毛皮膚)が選択された。冷水テールフリック試験(cTFT:冷水刺激に反応した尾の動きを検出する)を用いてマウスの実験的疼痛の大きさを評価した。ミリ波のばく露特性は、周波数61.22 GHz、入射電力密度15mW/cm2、ばく露時間15分間であった。その結果、ミリ波ばく露による最大の鎮痛効果は、より高密度神経支配された皮膚領域である鼻および足蹠に生じた;それほど密に神経支配されていないマウス背部皮膚では、ミリ波ばく露後にcTFTで評価された鎮痛効果に有意な差異は生じなかった、と報告している。
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