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最終更新日:2025-06-25

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タイトル Hypoalgesic effect of millimeter waves in mice: dependence on the site of exposure.
日本語タイトル マウスにおけるミリ波の痛覚、感受性低下:ばく露部位に依存する
著者 Radzievsky AA ; Rojavin MA ; Cowan A ; Alekseev SI ; Ziskin MC
所属 Temple University School of Medicine 資料区分 論文
雑誌名 Life Sciences 文献区分 原著論文・短報
発表年 2000 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 66: 2101-2111 研究区分 動物研究
USA PubMed ID 10823349
論文情報入手日 DOI 10.1016/s0024-3205(00)00536-1
キーワード millimeter waves ; pain ; mice ; innervation density
概要 この研究は、マウスを用いて、ミリ波(MW)の単回処置による鎮痛効果について、再現的、定量的に評価した。皮膚のばく露エリアとして、神経支配密度が異なる3つのエリア(鼻、右足蹠の皮脂性皮膚、および背中央部(T5-T10)の有毛皮膚)が選択された。冷水テールフリック試験(cTFT:冷水刺激に反応した尾の動きを検出する)を用いてマウスの実験的疼痛の大きさを評価した。ミリ波のばく露特性は、周波数61.22 GHz、入射電力密度15mW/cm2、ばく露時間15分間であった。その結果、ミリ波ばく露による最大の鎮痛効果は、より高密度神経支配された皮膚領域である鼻および足蹠に生じた;それほど密に神経支配されていないマウス背部皮膚では、ミリ波ばく露後にcTFTで評価された鎮痛効果に有意な差異は生じなかった、と報告している。