タイトル |
Reactions of keratinocytes to in vitro millimeter wave exposure.
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日本語タイトル |
In vitroでのミリ波ばく露へのケラチノサイトの反応
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著者 |
Szabo I; Rojavin MA; Rogers TJ; Ziskin MC
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所属 |
Temple University School of Medicine
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Bioelectromagnetics
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2001
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
22 (5): 358-364
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研究区分 |
細胞研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
11424160
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1002/bem.62
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キーワード |
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概要 |
この研究は、ヒトケラチノサイトに対するミリ波(MW)の影響を評価するために、HaCaTケラチノサイト細胞株を用いたインビトロ実験を行なった。MW誘導性のケラチノサイト機能変化を、増殖、接着、走化性、およびインターロイキン-1β(IL-1β)産生アッセイで測定した。ばく露条件は、周波数61.22 GHz、 SARは770 W/ kg、ばく露時間15 – 30分間とした。その結果、実験したばく露条件下では、自発的増殖、組織培養プレートへの接着、ランダム遊走、ならびにIL-8およびRANTES誘発による走化性は、MWばく露による影響を受けなかった;しかし、MWばく露は、IL-1βの細胞内レベルの中程度ではあるが有意な増加をもたらした;これらのデータは、ヒト皮膚(表皮の主成分はケラチノサイト)のMWばく露が、基底ケラチノサイトの活性化を引き起こし、IL-1β産生レベルを上昇させる可能性を示唆している、と報告している。
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