タイトル |
Millimeter wave absorption in the nonhuman primate eye at 35 GHz and 94 GHz.
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日本語タイトル |
リスザルの眼球における35GHzと94GHz帯でのミリ波吸収
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著者 |
Chalfin S ; D'andrea JA ; Comeau PD ; Belt ME ; Hatcher DJ
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所属 |
University of Texas Health Science Center
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Health Physics
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2002
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
83: 83
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
12075687
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1097/00004032-200207000-00009
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キーワード |
eye ; cataract ; pathology ; hyperthermia ; thermal effects ; thermal cycling
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概要 |
この研究は、非ヒト霊長類の眼において、パルス化された35 GHzおよび94 GHzマイクロ波ばく露が前眼部に与える生体影響を調べた。5匹の若齢のアカゲザル(Macaca mulatta)は、実験に先立ち、細隙灯検査、角膜トポグラフィ、鏡面顕微鏡検査、および厚さ測定からなるベースラインの前眼部評価検査を受けた。これらの検査は、片方の目にさまざまなエネルギー量でパルス化された35 GHzまたは94 GHzマイクロ波ばく露を与えた後、再び行われた。もう片方の目は対照として用いられた。その結果、閾値の指標となる角膜病変(かすかな上皮浮腫とフルオレセイン染色)を生成するために必要な平均エネルギー量は、35 GHzで7.5 J cm-2、94 GHzで5 J cm-2であった;このばく露量において、角膜トポグラフィおよび厚さの一過性変化が認められたが、内皮細胞数は変化しなかった;35 GHzおよび94 GHzのマイクロ波ばく露による角膜損傷の閾値レベルは、CO2レーザー放射による角膜損傷の閾値(先行研究による)のエネルギー量を下回る、と報告している。
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