電磁界情報センター Japan EMF Information Center

電磁界情報データベース 論文、公的文書、規制、書籍などを収録対象としています。

前のページに戻る

最終更新日:2025-06-23

検索結果(詳細)

タイトル Millimeter wave absorption in the nonhuman primate eye at 35 GHz and 94 GHz.
日本語タイトル リスザルの眼球における35GHzと94GHz帯でのミリ波吸収
著者 Chalfin S ; D'andrea JA ; Comeau PD ; Belt ME ; Hatcher DJ
所属 University of Texas Health Science Center 資料区分 論文
雑誌名 Health Physics 文献区分 原著論文・短報
発表年 2002 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 83: 83 研究区分 動物研究
USA PubMed ID 12075687
論文情報入手日 DOI 10.1097/00004032-200207000-00009
キーワード eye ; cataract ; pathology ; hyperthermia ; thermal effects ; thermal cycling
概要 この研究は、非ヒト霊長類の眼において、パルス化された35 GHzおよび94 GHzマイクロ波ばく露が前眼部に与える生体影響を調べた。5匹の若齢のアカゲザル(Macaca mulatta)は、実験に先立ち、細隙灯検査、角膜トポグラフィ、鏡面顕微鏡検査、および厚さ測定からなるベースラインの前眼部評価検査を受けた。これらの検査は、片方の目にさまざまなエネルギー量でパルス化された35 GHzまたは94 GHzマイクロ波ばく露を与えた後、再び行われた。もう片方の目は対照として用いられた。その結果、閾値の指標となる角膜病変(かすかな上皮浮腫とフルオレセイン染色)を生成するために必要な平均エネルギー量は、35 GHzで7.5 J cm-2、94 GHzで5 J cm-2であった;このばく露量において、角膜トポグラフィおよび厚さの一過性変化が認められたが、内皮細胞数は変化しなかった;35 GHzおよび94 GHzのマイクロ波ばく露による角膜損傷の閾値レベルは、CO2レーザー放射による角膜損傷の閾値(先行研究による)のエネルギー量を下回る、と報告している。