タイトル |
Millimeter wave-induced suppression of B16 F10 melanoma growth in mice: involvement of endogenous opioids.
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日本語タイトル |
マウスのB16F10メラノーマ成長のミリ波による抑制:内因性オピオイド
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著者 |
Radzievsky AA; Gordiienko OV; Szabo I; Alekseev SI; Ziskin MC
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所属 |
Center for Biomedical Physics,Temple University Medical School
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Bioelectromagnetics
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2004
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
25 (6): 466-473
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研究区分 |
動物研究
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国 |
USA
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PubMed ID |
15300733
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1002/bem.20018
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キーワード |
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概要 |
この研究は、ミリ波治療(MMWT)が腫瘍成長に影響を与える能力を持つかを定量的に評価し、かつその影響に内因性オピオイドが関与するか否かを評価することを目的に、ブラインド化およびドシメトリによるばく露制御を用いた実験を行った。皮下に注入されたB16 F10黒色腫が皮下で成長中のマウス実験モデルを用いた。MMWTの特性は、周波数61.22 GHz、平均入射電力密度13.3 x 10(-3)W / cm2で、1回のばく露時間15分、ばく露部位は鼻とした。ナロキソン(1 mg / kg:MMWばく露の30分前に腹腔内投与)をオピオイド受容体の非特異的ブロッカーとして用いた。その結果、B16 F10黒色腫の皮下注入後5日目からMMWばく露を開始した場合、5日間の毎日ばく露で、腫瘍成長抑制が見られた;ナロキソンの前処理により、MMWによる腫瘍成長抑制効果は完全に見られなくなった;B16 F10黒色腫の皮下注入後1日目または10日目にMMWばく露を開始した場合、5日間の毎日ばく露による腫瘍成長抑制効果は見られなかった、と報告している。
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