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最終更新日:2025-06-23
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タイトル
Effect of millimeter waves on natural killer cell activation.
日本語タイトル
ミリ波のNK細胞活性化に対する影響
著者
Makar VR; Logani MK; Bhanushali A; Kataoka M; Ziskin MC
所属
Richard J. Fox Center for Biomedical Physics,Temple University School of Medicine
資料区分
論文
雑誌名
Bioelectromagnetics
文献区分
原著論文・短報
発表年
2005
周波数区分
ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ
26 (1): 45218
研究区分
動物研究
国
USA
PubMed ID
15605409
論文情報入手日
DOI
10.1002/bem.20046
キーワード
概要
この研究は、ミリ波(MMW)が、抗がん剤であるシクロフォスファミド(CPA)のナチュラルキラー(NK)細胞活性に対する効果を調節するか否かを調べた。NK細胞は、抗腫瘍反応において重要な役割を果たす。MMWはロシア製のYAV-1発生器で発生させた。この装置は10 x 20 mmの長方形のホーンアンテナから42.2±0.2 GHzの変調波を放射した。プラスチックチューブに拘束されたマウスの鼻領域に照射された。皮膚表面のピークSARおよびピーク入射電力密度はそれぞれ622±100 W / kgおよび31±5 mW / cm2と測定された。30分間のばく露終了時に測定された最大温度上昇は1 ℃であった。CPA(100 mg / kg)を、MMWの3日間ばく露の2日目に腹腔内投与した。照射の手順はすべてブラインド化された。NK細胞の活性化および細胞毒性をCPA投与の2、5、7日後に測定した。その結果、CPA処理によりNK細胞活性化が顕著に増強されることがNK細胞のフローサイトメトリーによって示された;活性化されたNK細胞上の機能的トリガー分子の指標であるCD69発現のレベルが、無投与群に比べ、CPA投与群では全ての検査時点で増加した;CD69発現の最大の増強は7日目に観察された;TNF-αレベルの有意な増加も、CPA投与後7日目に観察された;その一方、CPAはNK細胞の細胞溶解活性を抑制した;CPA投与群にMMW照射した場合、NK細胞でのCD69発現およびTNF-α産生がさらに増強された;さらに、MMW照射により、NK細胞の細胞溶解活性のCPAによる抑制を回復した、と報告している。
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