タイトル |
Antiproliferative effect of millimeter radiation on human erythromyeloid leukemia cell line K562 in culture: ultrastructural- and metabolic-induced changes.
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日本語タイトル |
培養ヒト赤芽球性白血病細胞株K562に対するミリ波放射の抗増殖効果:超微細構造および代謝に起因する変化
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著者 |
Beneduci A; Chidichimo G; Tripepi S; Perrotta E; Cufone F
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所属 |
University of Calabria
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資料区分 |
論文
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雑誌名 |
Bioelectrochemistry
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文献区分 |
原著論文・短報
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発表年 |
2007
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周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
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巻/ISSN(号):ページ |
70 (2): 214-220
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研究区分 |
細胞研究
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国 |
Italy
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PubMed ID |
16959547
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論文情報入手日 |
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DOI |
10.1016/j.bioelechem.2006.07.008
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キーワード |
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概要 |
この研究は、低電力レベルの広帯域ミリ波ばく露がK562細胞での増殖挙動、超微細形態および解糖代謝に与える影響を、同じ培養条件で維持され擬似ばく露を受けたK562細胞(対照)のそれらとの比較により評価した。ばく露に用いたミリ波は周波数53-78 GHz、平均電力密度1 µW/ cm2、1日1時間のばく露を、1日おきに7日繰り返した。結果として、ばく露群では細胞増殖の顕著な抑制が見られ、関連する超微細構造の変化も確認された;このような影響により、ばく露群の細胞は恒常性を失い、新しい定常状態を再確立するために防御/回復メカニズムの引き金が引かれた;糖代謝動態に関する(13)Cを用いた核磁気共鳴データは、ばく露群の細胞での解糖好気性経路の増強を示した;これは、細胞系がバイオエネルギーを余分に生成する必要があることを示している;合成されたATPのほとんどは、おそらく上記のプロセスを実行するのに役立ち、細胞死の大きな増加なしに増殖率の大きな低下をもたらした、との分析を報告している。
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