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最終更新日:2025-06-25

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タイトル Effects of 100 GHz radiation on alkaline phosphatase activity and antigen-antibody interaction.
日本語タイトル アルカリホスファターゼ活性および抗原-抗体相互作用に対する100GHz放射の影響
著者 Homenko A; Kapilevich B; Kornstein R; Firer MA
所属 Tel-Aviv University 資料区分 論文
雑誌名 Bioelectromagnetics 文献区分 原著論文・短報
発表年 2009 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 30 (3): 167-175 研究区分 動物研究
Israel PubMed ID 19051324
論文情報入手日 DOI 10.1002/bem.20466
キーワード
概要 この研究は、2つの定義された分子相互作用に対する低周波THz(100 GHz;テラヘルツ帯は100 GHzから20 THzの範囲と定義されている)照射の効果を調べた。1つは、可溶性または固定化された子牛のアルカリホスファターゼと基質p-ニトロフェニルリン酸との相互作用、もう1つは、抗体(マウスモノクローナル抗DNP)とその抗原(DNP)との相互作用である。その結果、基質の添加前または酵素反応中のいずれかのタイミングで酵素をTHz照射すると、酵素活性がわずかではあるが有意に低下した;予め酵素がプラスチック製マイクロウェルに固定化されていた場合、照射の有無による差は観察されなかった;固定化された抗原がTHz照射を受けた場合、抗原が抗体と相互作用する能力に影響はなかった;ただし、THz照射は事前に形成されていた抗原抗体複合体の安定性を低下させるように見えた、と報告している。