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最終更新日:2025-07-28

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タイトル Controllable spectrum artificial sunlight source system using leds with 32 different peak wavelengths of 385-910 nm.
日本語タイトル 385-910nmの32種のピーク波長をもつLEDを用いたスペクトラム制御可能な人工太陽光源システム
著者 Fujiwara K ; Yano A
所属 Graduate School of Agricultural and Life Sciences; The University of Tokyo 資料区分 論文
雑誌名 Bioelectromagnetics 文献区分 原著論文・短報
発表年 2011 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 32: 243 研究区分 工学・物理
Japan PubMed ID
論文情報入手日 DOI
キーワード
概要 【目的】32種のピーク波長をもつ547個のLEDを用いて、385-910nmの波長範囲の地上レベル太陽光(GLS385-910)の近似的な分光放射照度(SI)を生成する照明システムを開発すること。
【開発した照明システム】合成されるSIは任意の波長帯での部分修正が可能である。いくつかの波長においてGLS385-910から逸れてはいるものの、照明の放出口におけるSIは4月1日の太陽光のGLS385-910の1/2に達していた。基準SI を4月1日の太陽光のGLS385-910の1/4と定義した場合、開発した照明システムの合成SIは基準SIにほぼ調整されることが示された。合成SIと基準SIの比は0.72-1.28の範囲であった。
【応用】開発した照明システムの生物研究への応用例として、青紫蘇(Perilla frutescens L.)の緑色の葉を透過したSIを測定した。透過SIの強度-波長曲線は青色と赤色の透過割合が低いことを示しており、クロロフィルの吸収スペクトル特性を反映していた。この照明システムは植物の葉の生理学的状態の診断に有用である可能性があるが、その他にも応用は考えられるであろう。