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最終更新日:2025-07-28

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タイトル Terahertz electromagnetic fields (0.106 thz) do not induce manifest genomic damage in vitro.
日本語タイトル テラヘルツ電磁界(0.106THz)はin vitroで明白な遺伝的損傷を誘発しない
著者 Hintzsche H ; Jastrow C ; Kleine-Ostmann T ; Kaerst U ; Schrader T ; Stopper H
所属 Institut fuer Pharmakologie und Toxikologie; Universitaet Wuerzburg 資料区分 論文
雑誌名 PLoS One 文献区分 原著論文・短報
発表年 2012 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 7: e46397 研究区分 細胞研究
Germany PubMed ID
論文情報入手日 DOI 10.1371/journal.pone.0046397
キーワード 遺伝的損傷 ; 染色体
概要 この研究は、近年応用が広まっているテラヘルツ電磁界のリスク評価を目的とした細胞実験である。HaCaT、HDF細胞はDMEM培養液、AL細胞はRPMI-1640培養液で通常培養し、0.106THzのテラヘルツ電磁界をさまざまな電力密度(0.04 mWcm2 から2 mW/cm2まで:現行の安全制限値未満から制限値以上まで。)で2、8、24時間ばく露した。染色体レベルの遺伝的損傷は小核形成で評価し、DNA鎖切断およびアルカリ感受性サイトはコメットアッセイで定量化した。その結果、DNA鎖切断およびアルカリ感受性サイトにばく露の影響は観察されなかった;ばく露は、小核形成誘導による染色体損傷を引き起こさなかった、と報告している。