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最終更新日:2025-07-28

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タイトル Remote Effects of Electromagnetic Millimeter Waves on Experimentally Induced Cold Pain: A Double-Blinded Crossover Investigation in Healthy Volunteers.
日本語タイトル 実験的に誘導した冷覚疼痛に対するミリメートル電磁波の僅かな影響:健康なボランティアでの二重盲検クロスオーバー調査
著者 Partyla T; Hacker H; Edinger H; Leutzow B; Lange J; Usichenko T
所属 Departments of Anesthesiology and Trauma Surgery; University Medicine of Greifswald 資料区分 論文
雑誌名 Anesth Analg 文献区分 原著論文・短報
発表年 2017 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 124 (3): 980-985 研究区分 ヒト/誘発研究
Germany PubMed ID 27782945
論文情報入手日 DOI 10.1213/ANE.0000000000001657
キーワード
概要 この研究は、痛覚鈍麻に対する各種の周波数範囲のミリメートル波の影響を、寒冷昇圧試験(CPT)を用いて評価した。健康な男性ボランティア20人に対し、標準的なCPTプロトコルを用いて実験的疼痛を誘導した。二重盲検クロスオーバー法で、胸骨下部の皮膚を42.25 GHzおよび50-75 GHzにばく露または偽ばく露した。CPTを用いて測定した痛みの閾値を主なアウトカムとした。ばく露中のその他のCPTパラメータ、心拍、血圧、主観的な感覚(感覚異常)の発生、ならびにボランティアの盲検状態の質も記録した。その結果、42.25 GHzばく露時には、ベースライン(差の中央値(MD):1.97秒、95%信頼区間(CI)=0.35-3.73)および50-75 GHzばく露時(MD:1.27、95% CI = 0.05-2.33)よりも痛みの閾値が上昇したが、偽ばく露に対しては上昇しなかった。42.25 GHzばく露時には、ベースラインおよび50-75 GHzばく露時と比較して、冷感の開始までの時間および痛みの感覚の増加、ならびに拡張期血圧の上昇が認められた。測定したその他のアウトカムについては条件間で同等であった。