電磁界情報センター Japan EMF Information Center

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最終更新日:2025-07-28

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タイトル Exposure to non-ionizing electromagnetic radiation of public risk prevention instruments threatens the quality of spermatozoids.
日本語タイトル セキュリティ装置の非電離電磁放射へのばく露は精子の質を脅かす
著者 Tirpak F; Slanina T; Tomka M; Zidek R; Halo Jr M; Ivanic P; Gren A; Formicki G; Stachanczyk K; Lukac N; Massanyi P
所属 Department of Animal Physiology; Faculty of Biotechnology and Food Sciences; Slovak University of Agriculture in Nitra; Nitra; Slovak Republic 資料区分 論文
雑誌名 Reprod Domest Anim 文献区分 原著論文・短報
発表年 2019 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ 54 (2): 150-159 研究区分 細胞研究
PubMed ID 30192989
論文情報入手日 DOI 10.1111/rda.13338
キーワード DNA integrity; cryoconservation; motility; radiation; sperm
概要 この研究は、空港等に設置されているセキュリティ装置の非電離放射線(NIR)へのばく露の影響を、新鮮な及び凍結保存したウシ精子を用いて調べた。ハンドヘルド型の金属探知機を用いて、0秒、10秒、15分、30分、60分ばく露した後、精子の運動性及びDNA断片化を分析した。凍結精子については、凍結前または凍結後のインターバルを0秒、10秒、1分、5分としてNIRばく露した。その結果、新鮮な精子及び凍結後にばく露した精子には、全運動性及び前進運動性が有意に低かった。凍結前にばく露した精子には運動性のパラメータへの影響は認められなかった。ばく露は精子の移動速度を刺激する潜在性が認められた。但し、その影響は解凍後のインキュベーションを通じて変化した。DNA断片化アッセイでは、精子のDNAは無傷のままであった、と著者らは報告している。