タイトル |
Revisiting 35 and 94 GHZ Millimeter Wave Exposure to the Non-human Primate Eye.
|
日本語タイトル |
ヒト以外の霊長類の眼への35および94 GHzミリ波ばく露の再検討
|
著者 |
Parker JE; Beason CW; Sturgeon SP; Voorhees WB; Johnson SS; Nelson KS; Johnson LR; Whitmore JN
|
所属 |
General Dynamics Information Technology
|
資料区分 |
論文
|
雑誌名 |
Health Phys
|
文献区分 |
原著論文・短報
|
発表年 |
2020
|
周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
|
巻/ISSN(号):ページ |
Online
|
研究区分 |
動物研究
|
国 |
USA
|
PubMed ID |
32501817
|
論文情報入手日 |
|
DOI |
10.1097/HP.0000000000001216
|
キーワード |
|
概要 |
先行研究では、ヒト以外の霊長類、特にアカゲザル(Macaca mulatta)の角膜に対する35および94 GHzのミリ波ばく露による熱作用が報告されているが、観察された温度データにおける大きなばらつきと、ミリ波ドシメトリの不確かさが認められている。この研究は、モデルおよびドシメトリに改良を加えて、表面温度上昇の予測のための三層、一次元、熱力学モデルと良好に一致する、ヒト以外の霊長類における角膜ばく露実験を実施した。その結果、眼のばく露について先行研究で報告された安全マージンは電力密度で41±20%の過小評価であることが、新たなデータから示された。その結果、予想される最小限の可視的損傷閾値を、瞬きできない検体については電力密度が6 W/cm^2 未満であれば、35および94 GHzでそれぞれ10.6 ± 1.5および7.1 ± 1.0 J/cm^2に引き上げることが望ましく、瞬き反応が動作していれば、眼の防護のために20 W/cm^2の電力密度閾値を用いることができるが、ばく露が十分に長ければ瞼が火傷する可能性がある、と著者らは結論付けている。
|