電磁界情報センター Japan EMF Information Center

電磁界情報データベース 論文、公的文書、規制、書籍などを収録対象としています。

前のページに戻る

最終更新日:2025-07-28

検索結果(詳細)

タイトル RF-Induced temperature increase in a stratified model of the skin for plane-wave exposure at 6-100 GHz.
日本語タイトル 6-100 GHzでの平面波ばく露に対する皮膚の層状モデルにおけるRFによる温度上昇
著者 Christ A; Samaras T; Neufeld E; Kuster N
所属 IT'IS Foundation 資料区分 論文
雑誌名 Radiat Prot Dosimetry 文献区分 原著論文・短報
発表年 2020 周波数区分 ミリ波(30GHz以上)
巻/ISSN(号):ページ Online 研究区分 ドシメトリ
Switzerland PubMed ID 31950182
論文情報入手日 DOI 10.1093/rpd/ncz293
キーワード
概要 この研究は、平面波入射下の4層または5層の皮膚モデルを用いて、6-100 GHzの電磁界ばく露によって生じる最大温度上昇を評価した。皮膚モデルは角質層(SC)及び表皮に分けた。この分析では、電磁界による反射を最小化し、温度上昇を最大化する組織層構造を同定した。その結果、一般公衆に対する現行のばく露制限値である電力密度10 W/m^2では、観察された最大温度上昇は0.4°Cで、先行研究における知見よりも2倍以上高かった。この相違の理由として、角質層とさほど保守的でない熱的パラメータにおけるインピーダンスマッチング効果が同定された。均質な表皮組織として皮膚をモデリングすることは、誘導される温度上昇を3倍以上過小評価する可能性がある、と著者らは結論付けている。