タイトル |
The Lack of Toxic Effect of High-Power Short-Pulse 101 GHz Millimeter Waves on Healthy Mice.
|
日本語タイトル |
健康なマウスに対する高出力短パルス101 GHzミリ波の有害影響なし
|
著者 |
Furman O; Komoshvili K; Levitan J; Yahalom A; Marks H; Borodin D; Liberman-Aronov S
|
所属 |
Department of Molecular Biology; Ariel University
|
資料区分 |
論文
|
雑誌名 |
Bioelectromagnetics
|
文献区分 |
原著論文・短報
|
発表年 |
2020
|
周波数区分 |
ミリ波(30GHz以上)
|
巻/ISSN(号):ページ |
Online
|
研究区分 |
動物研究
|
国 |
Israel
|
PubMed ID |
31951042
|
論文情報入手日 |
|
DOI |
10.1002/bem.22247
|
キーワード |
C57BL/6 mice; millimeter waves; non-thermal irradiation; toxic effect
|
概要 |
がん細胞に対するミリ波照射は細胞死を増加させる。この研究は、ミリ波には健康なマウスに対して有害な影響があるかどうかを調べるため、健康なC57BL/6マウスの右脇腹に、自由電子レーザーを用いたパルス(5-10??s)の101 GHzミリ波を局所的に照射した。照射は量依存的に行い、パルス回数20-50回、出力範囲は0.5-1.5 kWとした。照射の前後で物理学的、生理学的、病理学的パラメータ、ならびに行動を調べた。その結果、全てのばく露群及び対照群のマウスで、全てのパラメータは正常範囲内であり、ばく露群と対照群との有意差は認められなかった。加えて、ばく露群のマウスの運動、探索行動、不安に有意な変化は認められず、血液学的及び生化学的血液分析でも病理学的変化は認められなかった。これらの結果は、健康なマウスに対するミリ波照射は一般的な毒性を生じないことを示している、と著者らは結論付けている。
|